リセット

20171101-_DK03418

 

台風21、22号が去った後の葉山の海は大変なことになっていた。

ミジンベニハゼ(小×2)が居たポイント『裕次郎灯台沖』では、地形が変わるほどの影響を受け、もう壺も貝も飛ばされて無くなっているとのこと。

もちろんミジンはもう居ない。

都心から一番近かった彼らとは、まさに一期一会だったというわけだ。

でも2匹居たんだから、きっとまた別の個体が出てきてくれるだろう・・・

 

他のボートポイントも生物が飛ばされてしまっているらしく、リセット状態のようだ。

 

さて、この日はとても暖かく快適。

先日購入した45°ビューファインダーのテストのために一本潜ることにした。

特にうねりもなさそうなので、機材の初使用にはもってこいだろう。

じっくり腰を据えて撮ってみることにしよう。

45°ビューファインダーを使って初めての撮影だからどうせロクな画にはならんだろうし。

今日は試し撮りなんだから。

 

 

と、気楽にエントリーしたものの、さすがに初使用なので勝手がわからない。

真っ直ぐファインダーを覗いていた感覚を一旦リセットして、とりあえず撮る。

 

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20171101-_DK03444のコピー

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ファインダー像は大きく見やすいのでピント合わせは格段に楽になった。

皆こんなの使って撮影してるのかよ・・・きったねー(笑)

 

ただやはり、カメラをスムーズに被写体に向けられない。

ファインダーを覗くときにカメラが少し上を向いてしまい、そこからファインダーに捉えるまで少々手こずる。

それでも、1本潜って何となく感覚が掴めた(と思う)。

 

まあ、思ってたよりはマシに撮れたか。

 

さて、次はワイドか。どこで撮ろうか・・・。

 

 

 

 

 

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都心から一番近いミジンベニハゼ

20171016-_DSC0229のコピー

1週間ほど前に葉山でミジンベニハゼが出現した、という話を聞き、潜りに行ってみた。

数日前に45度ビューファインダーを購入したのでそのリークテストも兼ねてである。

今回、ファインダーを付けた空のハウジングNEXUSD800はリークテスト。

撮影はD90で挑む。

 

今日は気温13度。

寒い。寒すぎる。

 

水温は22度。

この温度差で潜水中はとても快適。

しかも透明度は約20m。

この時期、葉山でこれはすばらしい。

目的がマクロであっても、透明度が良いというのはそれだけで価値がある。

 

さて、主たる目的のミジンベニハゼのいるポイント『裕次郎灯台沖』の前に、スケロクウミタケハゼやフリソデエビが出現しているポイント『御用邸前』へ。

 

20171016-_DSC0122のコピーエントリー後、

ロープ下水深17mのウミトサカにスケロク3匹を確認できた。うち一匹は抱卵中。

久しぶりにスケロクなんぞを見てしまったのでフリソデを見ずに刺さってしまった。

 

2本目は本命のミジン。

20171016-_DSC0253

水深16mの砂底にある壺の中に1匹。

 

命名『壺ミジン』

 

体長1.5〜2cmほどだろうか。壺の縁をちょろちょろ動き回る。

あーもう可愛い。

 

この子、105mmで最短まで寄ることができるくらいに人なれしている。

 

壺の奥にはクロイシモチが。

不可侵条約でも結んでいるのだろうか、

クロイシモチはミジンベニハゼを追い出す気は全くなさそうだ。

 

しかしこのクロイシモチ、

どう撮っても亡霊のように画角に入り込んでくる(笑)

画としては面白いのでいいのだけど。

 

 

そして、もう一匹のミジンベニハゼ。

最初に発見したときはフジツボに潜んでいたらしい。

今日は貝の中に居た。

つまり『貝ミジン』。

20171016-_DSC0154のコピー

こちらの子は壺ミジンよりさらに小さい。1cmちょいだろうか?

 

可愛すぎる。

 

しかもひどく臆病で、50cm以上近づくとすぐ引っ込む。

 

2本目もこのミジン2体でざっくり刺さり、DECO寸前。

いやぁ、やばいな。

いろいろ見たいのに、刺さってしまう。

 

この子たちは、

『都心から一番近いミジンベニハゼ』

であることは間違いないだろうな。

是非、子孫を残して大いに繁栄してもらいたいものだ。

反省会・・・

日本写真映像用品工業会主催のWEBフォトコンテストで、この度

準グランプリを受賞しました。

 

今までローカルのフォトコンばかり出してきた身としてはとても喜ばしい。

 

しかし審査員の先生もさすがニコンカレッジの現役講師。講評に容赦がない。

自分が今求めているのは褒め言葉ではなく、

『何が足りないか』なので、忌憚ない講評こそありがたい。

賞金も含めて(笑)収穫のある受賞となった。

 

 

さて、今回の受賞作の反省。

いや、猛反省。

講評の一行目。

 

「中央左上のポイントとなるクラゲにピントがきていない」

スクリーンショット 2017-10-02 19.52.10のコピー

スクリーンショット 2017-10-02 19.52.10のコピー

・・・はい。きていません。

三分割法のほぼ交点上・・・(泣)

 

なんとなくピント甘いか?・・・いや大丈夫だろう・・・と思い提出してしまった。

というのも、全体のバランスではこれが一番整っていたからであり、総合的に判断して多少のピン甘を黙認したわけである。

そこを見事に指摘された。ぐうの音も出ない。

こちらも動いているし、相手は予測困難な動きをする。

少なくとも当時の私には、あらゆるチェックをしながら撮影することは極めて難しかった。

ただ、この位置にクラゲが居なかったらまた結果は異なっていたのかもしれない。

 

あと、講評にはなかったが、個人的にものすごく気になっていたのがコレ。

スクリーンショット 2017-10-02 19.52.10のコピー2

画面右下のクラゲだけ妙に白い。

右側のストロボ光がやけに強く当たっていた。

ストロボはかなり弱く炊いたつもりだったが、思ったより白くなりすぎてしまった。

これがマイナスにならないか、心配だった。

とはいえ、撮影時で構図は決まっていたのでトリミングは絶対ありえない。

現像でここを抑えるのはちょっとやり過ぎになるかなと思い、何もできずにいた。

が、結局は杞憂で終わった。

 

 

また、提出直前の最終段階まで、アオリか俯瞰のどちらの構図で行こうか悩んでいた。

 

こちらが、俯瞰のやつ。

20160716-DSK_7667 2のコピー

俯瞰で出してたらどうなっていたのやら・・・。

なぜか姨捨でマクロ撮影

石川、富山ときて、長野の実家でわずかな休息をとる。

 

両親の元気な姿を確認できればそれでよかったので、余った時間は陸撮に。

 

特に予定はしていなかったが、せっかくだから姨捨の棚田へ。

 

しかし。

 

先日の台風18号の影響だろうか、

稲は倒れてしまっていた。

20170924-_DK03389のコピー

 

思うようにいかないものだ。

そもそも訪れるタイミングも少々遅かった。

一部の田んぼではすでに稲刈りが終わっており、稲架掛けも済ませてあった。

台風が来なければ9月上旬がベストだろうか。

 

 

ということなので、ワイドは来年のためのロケハンと割り切り、

この日はマクロ撮影に切り替えた。

それでも、カエルとアキアカネが居てくれたのでこれで十分楽しめた。

20170924-_DSC0180

稲穂にぶら下がるカエル。そこらじゅうにウジャウジャいる。

黄金色と緑の組み合わせが気持ちいい。

そういえばこういう光景、ちゃんと見たのは久しぶりだ。

実家に帰る機会はいくらでもあるのに、見落としていたことが沢山あるものだ。

しかしこの子、水気もなく日差しが強い中で大丈夫なのだろうか(笑)

 

 

一方、アキアカネはペアとなって稲穂の上で滞空している。

飛び去らないペアが居たので、親から借りたズームレンズでちょっと頑張って撮影してみた。

20170924-_DSC0458

決していいレンズではないが、まあそこそこ撮れる・・・。

 

しかし、長野から帰ってきてPCで画像を確認すると、

まぁ手ブレが酷く、殆どボツ。

慣れないレンズに久しぶりのマクロっていうのもあるのだけど、

マクロに関してはやっぱり水中より難しいと思う。

もうちょっと陸でのマクロ撮影を練習した方がよさそうだ。

 

 

 

機具岩から五箇山へ

能登島で潜水とウミホタル撮影を終え、これで帰っても良かったのだが、

せっかくだから陸も少し見て行くことにした。

 

とはいえ、予算も限られているし時間もそんなにあるわけじゃない。

天気もイマイチよろしくなくなってきた。

しかも実家(長野)に帰省もしなきゃならない。

 

 

石川県はでかい。

欲張ってもしょうがないので、今回は一つに絞った。

恋路海岸機具岩(はたごいわ)のどちらかは見ていこうと思ったが、どうも恋路海岸って気分じゃない。

 

そんなわけで、機具岩へ。

20170922-_DK03183

午後2時くらいにロケハンしたときは空一面雲に覆われており、夕陽は拝めないかなと諦めていたのだが、17時以降はいい感じに太陽と雲が空を彩ってくれた。

ただし、お隣の国からゴミが大量に漂着していたのが残念。

ここはこまめに掃除したほうがいいんじゃないか?

いいところなのに、勿体無い。

 

 

翌日から、長野に向けて移動。

まっすぐ帰省するはずが、

どうしたことか合掌造り集落が見てみたくなり。

 

 

それでも、白川郷に行くのではなく、

五箇山の菅沼集落へ。

20170923-_DK03240のコピー

この小さくまとまった感じが個人的にとても気に入った。
五箇山ICからも近く(5分ほど)、アクセスが楽なのがいい。

町並みとか住宅とかを絡めた風景はあまり興味がなかったのだが、撮ってみるとなかなか楽しい。

人もあまり来ないので、じっくり撮影できる。

※ただ、実際にここで暮らす人達がいるので、撮影時には配慮が必要です。

 

 

ちょっと飽きてきても、途中でトンボを発見して・・・

20170923-_DK03271のコピー

里山感、出てるでしょうか・・・?

 

 

 

 

初秋の能登島、ウミホタル

宮古島と同じく、年に必ず一度は訪れる能登島。

 

今年は冬にも行ったが、今回はダイビング+ウミホタルの撮影に挑戦。

『能登島ダイビングリゾート』さんに案内をしていただいた。

 

到着日はいきなりの強風と大雨。

風速10メートル、とても外には出られない。

 

昼間に到着したので近くの温泉施設で夜まで時間を潰す。

 

 

いざ撮影の時となったが、どうやらウミホタルの数が少ないらしい・・・

それでも岸から眺めればそこかしこに青い光が。

 

初日は撮影自体はできたのだが、構図を誤った・・・(泣)。

 

なんでもそうだが、初日はどうも調子が悪い。

 

 

明けて2日目。快晴、無風。

能登島の松島ビーチは、朝一番の透明度が良いので午前中は15mm魚眼縛り。

 

20170923-_DK03240のコピーウミヒルモの葉が美しい・・・15mm魚眼でも十分撮れる。

 

 

20170921-_DK02771のコピー太陽の光がバッチリ降り注ぎ、ただの砂地もこの通り。

 

 

20170921-_DK02818能登島といえば海藻。何かの幼魚の群れが海藻林の前を漂うだけで画になる。

寄るのは大変だが・・・。

 

 

 

しかし、あれだ・・・・宮古島のときと同じく、

マクロは殆ど撮影しなかった(笑)

ニジギンポのちびが可愛くて2,3枚撮ったが。

 

最近どうも、水中マクロに食指が動かないなぁ。

 

 

そして、夜。

ウミホタル2度目の挑戦。

この日は空も良く晴れていて、星も一緒に撮ることが出来る状況。

 

しかし・・・

 

やはりウミホタルの数が少ない。

こればっかりは人間如きがどうこうできるものではない。

 

いやいや、だったらやれることは全部やりましょう。

StarStaX_20170921-_DK03058-20170921-_DK03073_lighten

ということで、コンポジット。

ちょっとピント甘いが。

まぁ、いいか。

来年は、ホソエガサの時期に来て撮影してみよう。

 

 

さて、ダイビングは1日だけ。

翌日からは陸をひたすら征く・・・。

 

半年ぶりの葉山

ホームと位置づけている葉山で半年も潜っていない。

 

 

これは流石にまずい。

そろそろ海況も良くなってくる時期なのでリハビリのために潜ってきた。

 

潜水自体は7月の宮古島以来だから特に問題ないのだが、ダイビングでのマクロ撮影は本当に半年ぶりである。

まあ、どうせ今日はマトモなものは撮れないだろう。勘を戻すことに専念することにした。

 

今回は8月にオープンした葉山の新ポイント、『御用邸前』で潜ることができた。

 

20170910-_DK02431このポイント、他のポイント(裕次郎灯台沖、ペリセンの根)とは少し違うようだ。

最大水深は19m。

ムチカラマツが数本。ここにガラスハゼが居る。そのうちの一つは抱卵状態。

中くらいのウミトサカもある。こちらは未探索だが、スケロクウミタケハゼが居そうな雰囲気が。

 

さらに、サフランイロウミウシ(背景にうっすらオルトマンワラエビ)、シロタエイロウミウシも。

20170910-_DK02490-2のコピー

 

ついでに、全然逃げないベンケイハゼ(笑)

ずっとこちらを見ている・・・いや、たまには横向いてくれ・・・。

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秋が深まればクマドリカエルアンコウも出現するのでは?

海藻が繁茂しそうな雰囲気もあり、冬のワイド撮影に期待。

※今回はマクロ装備のみなので、次回はワイドも持って試し撮りしてみようと思う。

 

他の土地では当たり前に見られる生物ではあるものの、ポイント開発によって少しずつ進化していく葉山のダイビングをじっくり見守って行きたい。